不思議な夢を見た翌日に体験した、忘れられない出来事

10年以上前の話しとなりますが、メッセージドリームのような不思議な夢を見た翌日、新しい曲を作成しようと自宅のピアノの前に座り、目を瞑って最初の鍵盤を押さえた瞬間、その出来後が起こりました。
瞼の裏に突然、以前訪れたことがある、アメリカのセドナのような広大な景色のビジョンが広がり、その広大な赤い大地に私は「ひとりの男」として立っているのです。

腰に小さな巻物をしている他は全身裸のようでした。
次の瞬間に自分の中から大きく湧き起こる感情に包まれました。

それは、自分が立っている大地に存在している全ての物、目に見えるもの全て、鉱物、植物、たとえ草の一本でも愛おしくてしょうがないという溢れる感情。

此処で生きているであろう、動物たちの気配・・・うさぎや、リスや、鳥・・・他の全ての動物たちも、まるで自分の家族であり兄弟のように思えて
愛おしくて、愛おしくて、自分のハートから溢れる愛情がおさえきれない。

そして、この素晴らしい大地に立ってる自分自身が心の底から誇らしくてしょうがない!

そこには、自分が何かに秀でているとか、特別に何かを持っているとかではなく、ひとりの人間として、この地球に生まれ、この愛する動物達や植物達と共に、この雄大な大地に立ち、生きていることが、ただただ嬉しくて嬉しくて、それが誇らしくてしょうがない。

そして、自分の口から次のような言葉が出てきました。

「私は私だ!」

その言葉が出たとたんに、もう両目から涙がどっと溢れて来て、その激しいほどの愛溢れる感情に浸ってしまいました。
もう・・・演奏どころではありませんでした。

命があり生きているだけで、これほど自分自身を心から誇らしいと感じたことは、今までの人生で一度も味わった事がありませんでした。

この感情は何処からきたのだろう?

ビジョンの中では私はひとりの男性でした。

自分の過去生なのか・・・それとも、別のスピリットが私の身体を通じて体感させてくれたのか・・・。

これが自然と共に生きてきたアメリカインディアンや先住民族の人達が持っている想いなのか・・・。

でも、これは今を生きる全ての人間誰もが、皆、心の中に持っている(眠っている?)本来の姿なのではとも思うのです。
では一体、いつから私達は、この素晴らしい感覚を忘れてきてしまったのだろう・・・?

この時の衝撃的な体験と受け取った感覚は10年以上経った今も、忘れることなく私の中でずっと大切にしています。
10年以上も前の出来事ですが、今、こうしてあの時の体験を綴っていることは、今、この時期に何か必要があるのかもしれません。

お伝えしていました、新曲の動画、準備が整ってきました。
近日中に、お届け出来そうです😊

投稿の写真は2003年に訪れたアメリカ・アリゾナ州セドナで撮影。

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